住むまでの流れ、あなたは理解してる?
実際に表にして流れを確認しましょう(^^)
新しい家に住む、考えただけで夢が広がりますね。でもマイホームに実際に住むまでの流れを理解してますか?
情報収集からはじまり建てた家にすむまでには数多くの作業が必要となります。それだけマイホームを建てるということは人生において一大事ということの表れだともいえますよね。
マイホーム移住までの作業がスムーズに行くように、ここでおおまか流れを説明させていただきますね。
マイホームに住むまでの流れを徹底解説!
1.まずは情報収集、全てはここからです。 |
自分でまずは情報を集めてみることからはじめしょう。誰でもないあなたが住むための家なのですから、納得できるまで情報収集しましょう。
資料請求をしてみたり、住宅展示場に実際に足をはこんでみたり自分なりに情報を集めていきましょう。そしてその中からいくつか候補を決めましょう。
注意したいのは住宅展示場などに行くと営業の人があの手この手で住宅を購入してもらおうと強力にアプローチしてくる場合があります。なぜか突然、いいなと思ってた物件に買いたい人があらわれたなど、うますぎるタイミングで電話があったりします。(ほんまかいなその電話)
営業側の常套手段、ハッタリ電話の可能性があります。まどわされないように注意ですよ(笑) |

2.相見積もりで複数社を比較しよう |
マイホームに関する情報集が完了したら、マイホーム建設の依頼先を2〜3社程度に絞込みましょう。絞り込んだら『相見積もり』を依頼して比較しましょう。
『相見積もり』とは複数社それぞれにマイホーム工事にかかる費用を比較する見積もりです。無料で見積もりを行えるところもありますが有料のところもあります。有料だと費用がかかってしまいますが、断るときにお金を払っている分なんの遠慮いらないというメリットもあるので、有料だからといって敬遠しないようにしましょう。
『相見積もり』を行う際の注意点はまず予算をはっきりさせておくこと、できるだけ詳細な間取りなどの希望を伝えることです。こちらの条件をはっきり示さずに見積もりを行ってもほとんど意味がありません。
そしてこの見積もりが『相見積もり』だということを伝えておきましょう。もう自分の会社でマイホームを買ってくれるものだと勘違いされるかもしれないからです。 |

3.住宅プランの提示、住宅資金の計画 |
マイホームに関するプランを依頼先に提示します。自分の希望をはっきりと具体的に伝えましょう、後になってもめないように要望をのこらず伝えましょう。
そして忘れてはいけないのが住宅の資金計画です。特に多くの人が利用する住宅ローンなどは手続きに時間がかかるのでなるべく早く準備しましょう。 |

4.基本設計で図面を確認 |
基本設計とは平面図や立面図などのおおまかな図面が作成されて、購入希望者に住宅プランの了解を求めます。問題なければ次の作業へとうつります。
基本設計の段階では気に入らない部分があればまだまだ十分に変更が可能です。ですからちょっとでも納得いかない部分があるのなら、あなたが住む家なのですから遠慮せずに言いましょう。
工事終盤になってから変更点を伝えても無理だったり、大幅な予算オーバーにつながりかねないことを覚えておきましょう。 |

5.実施設計で住宅プランも一段落 |
実施設計とは工事内容を確定することができる設計です。平面図や立面図だけでなく詳細な図面まで用意され、実際にマイホーム建築に使われる建材の発注などができるレベルの設計なのです。
小さな変更であればまだ何とか変更できる部分もあるので、要望があれば伝えておきましょう。実施計画の段階で工事内容やかかる費用などが決定されます。
次で紹介する、家主が施工業者に工事を請け負ってもらう工事請負契約もこの実施設計をもとに締結されます。 |

6.工事請負契約を施工業者と締結します。 |
工事請負契約とは家主と施工業者の間で行われる工事を請け負い頼む際に行う契約です。
この段階になると工期、請負代金、工事費の支払い時期などがはっきりと記されています。
非常に重要な計画ですからしっかりと内容を理解した上で契約をおこないましょう。 |

7.『基礎工事』いよいよはじまる家造り! |
基礎工事が着工します。いよいよ家造りが本格的にうごきはじめした、なんだかワクワクしてきますよね。でもうかれてばかりもいられません。
基礎工事がはじまった段階から時間があるときは建築現場には顔をだすようにしましょう。工事内容を把握するだけでなく、現場の職人が家主であるあなたの顔をみることで気が引き締まるからです。 |

8.大工が入り、本格的にの工事がスタート! |
基礎工事がだいたい終了すると次はいよいよ大工さんが現場で作業をはじめます。大工さんが仕事をはじめだすと日に日にマイホームが形になっていきます。
ハウスメーカーなどは独自の工法をとっているところが多いので作業の流れはメーカーによって異なります。さっきも説明しましたが大工さんとは必ず顔をあわせるようにしておきましょう。
ジュースやお茶などの差し入れは別に必要ありませんが、持って行くと非常に感謝されます。(笑) |

9.住宅の設備工事が行われます。 |
電気、ガス、水道などの住宅に必要な設備工事も徐々にはじまってきます。大工さんはほぼ毎日ように現場で作業をしますが、設備工事の職人さんたちは仕事の進行状況にあわせて現場に入ってきます。
キッチン付近にガスパイプがひかれてきたり、電気屋さんがコンセントをとりつけはじめるなど、マイホームの完成イメージが日増しに強まって生きます。 |

10.仕上げの内装工事 |
マイホームが内部がほぼ完成したら仕上げの内装工事に入ります。この時期になると大工さんなどの職人さんは必要な作業が残っていない限り、現場には顔をださなくなります。
代わりに登場するのが『クロス屋』さんなどの内装工事の職人です。壁にクロスが貼られ、家の中がどんどんクロスの綺麗な壁へと変わっていきます。内装工事もあらかた終了すると今度は『洗い屋』さんとよばれるような清掃業者が工事住宅のなかをピカピカに掃除します。
ここまで済むともうほぼ完成したマイホームの姿になっています。ピカピカの新築〜♪あぁうらやましいです(笑) |

11.外観工事仕上げやエクステリア |
内部が仕上がるころになるとマイホームの外観部も綺麗に仕上がってくるころです。タイルを貼ったり、塗装をしたりといよいよマイホームも完成かという感じです。内部の工事にくらべると外観の工事期間はわりと短めですね。
カーポート(屋根つき駐車場)やベランダの手すりまわりなどのエクステリアもマイホーム工事の終盤になると取り付けられてきます。
これらの工事も終了するとマイホームの建築工事はおおむね終了したといってよいでしょう、憧れの立派なマイホームの完成です。
おめでとうございます、コングラチュレ〜ショ〜ン♪ |

12.まだ浮かれない、竣工検査(施主検査) |
竣工検査とは住宅の完成とともに行う、マイホームの工事依頼者である家主(施主)さんの立会いのもとに行われる最終チェックのことです。
みなさんマイホームが完成しているので感動もひとしおのことでしょう、当然ですよね。でも竣工検査が終わるまで気を抜いてはいけませんよ、壁や床にひどい傷がないか、クロスは綺麗に貼れているかなどチェックしましょう。納得いかない箇所があったら、工事責任者にはっきりとその旨を伝えましょう。
この段階で傷がついているならそれは間違いなく工事関係者がつけた傷です。ですので責任の所在がはっきりしているから補修工事も迅速行ってくれるんですよ。
あなたが大金を出して建てた家なんですから遠慮は無用です! |

13.登記や引越しのための手続き |
マイホームが完成したからと言ってすぐに住めるわけじゃありません、慌てないでくださいね。所有権や抵当権などの登記はおすみですか?
これらの登記が終わってないとたくさんの方が住宅購入の資金作りに利用するであろう金融機関はお金をだしません。ていうより出せません(T.T)
これらの作業は住宅を建てる際に説明があると思いますが、自分でもしっかりと流れを確認しておきましょうね。
ガス・電気・水道などの引越しのための手続きも忘れずに行いましょう。いろいろ面倒な手続きがかなさなる時期ですがこれが住めば憧れのマイホームでの新生活のはじまりですよ!
あっ、そうそうご近所への挨拶もすましておきましょう。引越しそばなんて風情があっていいかもしれませんね。 |
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