21stマイホーム建築計画 〜家造りの住宅情報サイト〜 鉄骨住宅建築過程を説明します
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住宅の内部下地づくり 〜鉄骨住宅〜

住宅内部の下地作り! 〜鉄骨住宅〜

マイホームなどの部屋と部屋をくぎるための下地を作る作業を『間仕切りを立てる』と言います。これができないといつまでたっても部屋が完成しません。部屋の壁ができないわけですから当たり前ですよね(笑)。

間仕切りができあがるとマイホームの完成イメージがなんとなく想像できるようになります。マイホームを購入したお客さんとしては楽しみな作業段階かもしれませんね。それでは作業の流れを説明いたします、少しおつきあいください。

間仕切りの土台を作ります

まずは間仕切りの土台を作ろう

部屋の間仕切り部分の土台に下地を打ち付けました。
土台は曲がっていない直線であることが重要です。

まずはコンクリートでできている床に建材を打ち付けます。この際『墨つぼ』などの道具を使って”直線のしるし”をつけておきます。なぜならこの一番したの土台がまがっていると部屋の壁が曲がってできてしまいます。いやでしょ、そんな部屋なんだか気持ち悪いですよね。ですからこの一番したの下地はまっすぐな直線であることが重要なのです。

次はいよいよ部屋の壁となる柱を立てます。間仕切り土台に柱をのせていき、釘でしっかりと柱を固定していきます。

間仕切りの柱を立てていきます

間仕切りの土台下地に柱を釘でうちつけて固定しています。

部屋の間仕切りが完成〜! 

柱が設置されました。どうです段々マイホームの部屋のイメージが見えてきたでしょう。

間仕切りの土台に柱が立てられると家の部屋の完成図が沸いてくるようになります。実際に建築現場に足をはこんで一度見に行くことをおすすめしますよ。何か変更したい点が見えてくるかもしれないからです。この時点でならまだかろうじて変更は比較的、手間がかからないので変更工事が可能な場合が多いからです。

内装下地のチェックポイント

内装下地の柱を立てる際の注意点は部屋の隅(角)となる部分の柱です。この部分は垂直にたっていることが重要です。なぜならこの部分の柱がななめに倒れてたってしまうと部屋の壁が全体的にななめに傾いてしまいます。こうなると本棚などの家具がキチンと設置できなくなってしまいます。

極端な話だとそれ以外のまんなか柱は多少かたむいてたっていようがたいして問題ありません(まぁみっともないのでちゃんと真っ直ぐたてるんですが)。ですがこの部屋の隅となる部分だけは必ず垂直に立っている必要があります。

傾いてたっているかどうかなんて一般の方の目ではなかなか分かりません。大工さんですら斜めたっている柱を見ても気づかない時がありますし、垂直にたっている柱が錯覚で傾いてみえることもあります。

そんな時に柱の垂直を調べるのに便利な道具があります。それが『下げ振り』という道具です。この道具を使えば間単に垂直を調べることができます。この道具は柱に固定することができ”糸のついたおもり”を下にさげます。そして上と下の”柱から糸までの距離”が同じなら柱が垂直にたっていることが確認できるんです。2ミリ以内程度の誤差におさめておくことが重要です。

『下げ振り』です。

『下げ振り』を部屋の隅の柱に固定します。次におもりを床近くまでおろします。

”下げ振り”で柱の垂直を確認しまっす!

柱から『下げ振り』のおもりまでの距離を測ります。上下が同じ幅なら柱が垂直に立っていることが分かります。

ここまで作業が進むとだんだんとマイホームの完成予想図が想像できるようになりましたね。家具をどこに配置しようかなどいろいろ気になってくる時期ではないでしょうか。

次の作業は・・・ マイホームの天井下地を作ります>>



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