仕上げの作業 〜回り縁を取り付ける〜
ボード貼りが終わり壁ができあがったら回り縁と幅木をとりつけます。これをつけることで仕上がりを綺麗にみせることができます。回り縁(まわりぶち)は壁と天井の境目にある細い部材のことです。そして幅木(はばき)は壁と床の境目にそっとながれている部材なんです。
最近だと回り縁などをわざと使わないデザインも見かけるようになってきましたが、やはりほとんどの家には標準で回り縁と幅木は装備されています。
回り縁を取りつける施工過程です!
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部屋の隅で回り縁同士が綺麗にくっつくように45度にカットしておきます。
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回り縁を貼る前にボンドをぬっておきます。これでうきあがることなくばっちりくっついちゃいます!失敗なんかしたらはがすときに大変なめにあいます(笑)
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回り縁が取りつけられる場所にボンドを事前に塗っておきます。
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回り縁を壁に貼り付けます。工具をつかって細い釘でうちつけていきます。
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回り縁は柱がたっている部分にうちつけます。なぜなら柱以外の場所にうつと電気のコードなどにあたる恐れが少なからずあるからです。ですから大工さんは柱の位置をみきわめてから回り縁を釘で固定していきます。
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部屋の隅部分の回り縁の写真です。隣の壁にはまだ回り縁はありませんね。
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一方向の壁に回り縁がとりついたら、隣の壁にも回り縁を取り付けていき、回り縁どうしを部屋の隅でくっつけます。
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こんな感じで全ての壁に回り縁をとりつけていくんです。家の部屋の天井周りほとんどにこの作業を行っていきます。幅木も回り縁と全く同じ要領で壁にはりつけていきます。
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