筋交いの取り付け
木造住宅において、柱と柱の間に対角線方向に取り付けられる部材のことを筋交いと呼びます。さて今回説明する筋交いですが、木造軸組工法の木造住宅において、筋交いの取り付けは大変重要な意味をもつ作業です。地震や台風などの際、住宅は横からの揺れにさらされますよね!(怖い)
この横から加わる力から住宅を守ってくれるのが筋交いなんです。筋交いを入れることで住宅のぶれ、やねじれの発生を防いでくれるんです。ここではそんなすごい筋交いの施工過程について、解説していきますよ。
筋交いを作る、まずは部材を加工!
筋交いは柱と柱の間に設置する部材ですから、部材の両サイドを筋交い用に加工しておく必要があります。だって加工しておかないと筋交いを取り付け時に設置部分に隙間ができちゃいますからね。
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まずは建材を筋交いとして、利用できるように加工することから始めます。
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左の写真のように建材をカットしたら、筋交いとして利用することができるようになります。
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さてと筋交いができたら、後は取り付けるだけですね。筋交いが取り付けられる位置に持っていって見ましょう!
筋交いを柱と柱の間に取りつけよう!
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筋交いは柱と柱の間に対角線方向に取り付けられ、写真ように設置されますよ。このように筋交いを配置することで、横から押される力に突っ張って抵抗し、家をねじれから守ってくれるですよ。
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上の写真オレンジの枠部分の拡大写真です。筋交いと柱はこんな形でくっつきますよ。
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これが筋交いが取り付けられていく施工過程です。しか〜し!これで終わりではありません。これだけだとまだ耐震性能は不十分なのです。そ・こ・で『筋交いプレート』とよばれる耐震金物を筋交いに取り付けていきます。
それでは筋交いプレートの設置作業をのぞいて見ましょう>>
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